除夜の鐘を鳴らす意味や回数の由来を調査!除夜の鐘をつく時間帯も紹介!

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どうも!かずです!

年越しはどんな風に過ごしますか。せっかくだから、除夜の鐘をついて気持ちを新たに新年を迎えたいという方もいるでしょう。ここでは、そんな方のために除夜の鐘をつく意味やその時間帯についてご紹介します。

1.除夜の鐘を鳴らす意味や回数の由来を調査!

 
除夜の鐘はなぜ鳴らすのでしょうか。

108回という回数の意味とは?鐘をつきにいく前に、ここで一度おさらいしておきましょう。

    ・除夜の鐘とは

    大晦日(おおみそか)の深夜0時を挟んでつく鐘のことを言います。

    人の煩悩(ぼんのう)の数に合わせて108回ついて、新しい年を迎えます。

    ・なぜ除夜の鐘をつくのか
     
    本来、煩悩を祓うためには厳しい修行を積まなければなりません。

    この修行を経て煩悩が祓われた状態が解脱(げだつ)です。

    ですが、私たちがそんな大変な修行をするのはなかなか難しいですよね。そこで、もともと邪気払いをする為についていた除夜の鐘の力をかりて、心の乱れや汚れも祓ってもらったことが現代に残ったとされています。

     ※ 除夜とは、一年の最後日(除日)の夜をさします。『除』の文字には「古いものから、新しいものへとうつる」という意味があるといわれています。

    ・108つの煩悩(百八煩悩)とは
     
    煩悩は百八煩悩ともいわれ、仏教(釈迦)の教えで人の心を惑わせたり、悩ませ苦しませる心のはたらきを言います。怒りや嫉妬、人が持つ欲望もすべて煩悩になります。
     
    108という数字には諸説ありますが、人が持つ6つの感覚器官(眼・耳・舌・鼻・身・意)それぞれが悩みや苦しみを持っていて、それらが前世からきて、今世を経て来世に引き継がれるという考え方が有力とされています。

2.除夜の鐘をつく時間帯も紹介!

本来、除夜の鐘は大晦日(12月31日)の深夜0時前後につくのが正式な方法とされています。
 
ですが最近では、騒音問題など近隣住民に配慮して時間帯をずらす寺院もあるようです。早い場所では22時40分くらいから開始しているところもあります。

どこも基本的には先着順ですが、有名なところだと整理券を配布していたり、時間にかかわらず108回目をついたら終わりにするなど時間帯も寺院によりまちまちです。

現地に行ってから残念な思いをしないように、まずは行く予定の寺院に問い合わせたりして、下調べをしておくと安心ですね。また、近所であれば早めのお出かけをおすすめします。

3.まとめ

 
いかがでしたか。除夜の鐘は年越しの定番ですが、その由来や意味などについて初めて知ることも多かったのではないでしょうか。古くから伝わる行事だからこそ、大切にしていきたいですよね。心の汚れをしっかりと落として、新しい気持ちで新年を迎えてくださいね。

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