節分に豆をまく由来とは?起源や発祥の地を調査!

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どうも!かずです!

そろそろ豆まき、節分の季節です!

鬼は~そと~、福は~うち~」なんて豆をまきますが、その由来や起源を知ればもっと節分を楽しめるはず!

そこで今回は「節分に豆をまく由来とは?起源や発祥の地」を調査したいと思います!

1.節分に豆を巻く由来とは?

節分とは、季節を分けるという意味があり、かつては立春だけでなく、立夏、立秋、立冬の前日すべてに節分の行事があり、1年に4回あったが、日本では立春は1年のはじまりとして特に尊ばれ、旧暦で年があらたまる重要な日にあたっていたため、次第に「節分」といえば「立春」(毎年2月4日頃)の前日である2月3日(年によって前後します)のみを意味するようになりました。

まず、節分に使われる豆の説明からさせていただきます。

豆は、大豆を使います。

それも、炒った大豆を使います。

というのも、豆まきでは豆を投げて邪気を払う、つまり、邪気を払った豆から芽が根付いてしまうと、『邪気が付いた豆が根付くなんて縁起が悪い!』とのことで、縁起が悪くなるため、大豆から目が出ることがないように炒った豆を使うということです。

また、語呂合わせ、「鬼を射る(炒る)」の意味もあります。

節分に使われる大豆を『福豆』といい、縁起のいい名前になります。

また、節分の日の夜まで「大豆」を神棚にお供えし、神様の力をさらにパワーアップさせます。

なぜ、大豆かというと、古来より日本では穀物の五穀(米、麦、ひえ、あわ、豆)には精霊が宿るとされ、お米でもいいのだけど、お米より粒が大きいので、悪霊を祓うのにはお米より最適となったためともいわれています。

また、豆には魔よけの力があると信じられていて、魔を滅する「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があるからとのこと。

ちなみに、北海道、東北、新潟、長野、鹿児島、宮崎では、大豆よりも落花生をまくことが多いそうです。
理由は、雪深い地域では、大豆よりも落花生の方が拾いやすく衛生的だからとの説が濃厚です。落花生をまく地域には落花生の産地であるという説もあります。

2.起源や発祥の地を調査

節分のもとになったのは、奈良時代に中国から伝わった「大儺(たいな)」という風習がもとになっており、また日本では宮中行事として、厄災や疫病を祓うために行われ「大儺」の諸行事のうち、鬼を追い払う行事は大晦日に行われていました。

このとき鬼を追い払う役の者は、黄金四つ目の仮面を被って、朱色の天子の御礼服を身につけ、楯(たて)や戈(ほこ)を持っていました。

目に見えない鬼を追い払うのに飽きたのか、鬼を追い払う役目の者の格好が問題だったのか、それまで鬼を追い払う役目であった者が、追い回されるようになりました。鬼を追うことから、「大儺」から次第に「追儺(おにやらい)」と呼ばれるようになります。

この鬼を追い払う「追儺」の行事が、宮廷文化の衰退とあわせて、だんだん節分の行事として移行していったというのが成り立ちです。
そうして元々は全く別の行事であった「追儺」と「節分」が、江戸時代には完全に結びつくようになりました。

ちなみに元々あった節分の儀式とは、防災や長寿のために読経が行われる程度のものだったとか。そちらの方は、跡形もなく消えてしまったみたいです。
中国で行われていた「大儺」では、小豆や五穀などが蒔かれていました。

柊の代わりに竹、山椒の枝、タラの木を使うところもあります。
イワシの頭も信心から」ということわざの由来にもなっています。

このことわざは、信じる心があれば取るに足らないものでもありがたいという意味。
鰯の頭に効果があるのか、みんな疑問に思っていたのかもしれません。

ちなみに紀貫之の「土佐日記」には、当時の都の家々ではしめ縄にボラの頭と柊の葉をつけて魔除けとしていたという記述があります。

また、「鬼は外、福は内」の由来ですが、「鬼は外、福は内」がいつから言われるようになったかは分からないようです。ただやはり室町時代には、既に言われるようになっていたとか。

鬼を祀っている神社や苗字に「鬼」が付く家(鬼頭・鬼塚・九鬼など)では、「鬼は外」とはいえませんから、「福は内、鬼も内」などと唱えます。

鬼=厄災というイメージが強いですが、福をもたらす鬼もたくさんいます
災いをもたらさないようにお迎えし、福をもたらすようにもてなして帰って頂くという考え方もあります。

そうそう、ワタナベ姓のおうちでは、節分はやらなくて良いとか。
平安時代に暴れていた鬼の頭領・酒天童子(しゅてんどうじ)を、渡辺綱という人物が退治したことで、鬼たちはワタナベ姓を恐れるそうです。

3.まとめ

節分の豆まきの由来に関するお話でしたが、とても、奥深いですね。

ひとつひとつに意味や説などが含まれており、その時代や、地域によって、考え方などが違い、また、無病息災を祈る。

とても感慨深いものですね。

豆まきをするご家庭は減ってきていると思います。
毎年、福豆を歳の数+1粒、食べるのみでしたが、個人的に少し豆まきをしてみたく思いました。

~鬼は外、福は内~

~福は内、鬼も内~

あなたは、どちらを唱えますか?

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