冬至が終わり、これから大寒を迎えるのでますます寒くなってきました。
冬至ではゆず湯に入る風習がありますよね。皆さんは入りましたか?
今回の記事では今後の厳しい寒さを乗り切るための飲み物・ゆず茶について
書いていきます。
最近の寒さは例年よりもひどいと思うので、こちらのゆず茶を飲んで、身体を芯から温めてもらえればなと思います。
身体が冷えてしまうと、風邪を引いてしまう原因ともなるので、なるべく身体を冷やさないようにしたいですよね。
今回は、作り方の紹介もありますので必見です!最後までお見逃しなく!!
Contents
1.ゆず茶の作り方は氷砂糖を使うと良い?
ゆず茶は2003年~2004年頃から始まった韓流ブームに伴い日本に輸入されブームになりました。
★ゆず茶とはどんなお茶なのか?★
韓国の伝統茶で韓国語では「ユジャチャ」といいます。
「茶」とついていますがジャム状で甘いそうです。
材料はゆずと砂糖だけ。ゆずを切って果汁・皮と砂糖をジャム状に煮詰めたものです。
煮込んで出来たものはお湯・水・炭酸水などで割って飲みます。
日本で「茶」というと緑茶などの茶葉を思い浮かべてしまうので、ゆず茶を知った時は思い浮かべたものと違って驚きました。
そんなゆず茶ですが、現在作る時に氷砂糖を使うのが流行っているんだとか!
そもそも氷砂糖ってなんでしょうか?
暑いところで育つサトウキビと寒いところで育つテンサイ(別名はサトウダイコン)。
砂糖(グラニュー糖)の原料になる上記2つを使い、自然の成分をそのまま結晶化させた食品のことをいいます。
★氷砂糖の作り方の詳細★
①グラニュー糖をお湯で溶かす(溶解)
②細かい穴が空いた物(ろ材)に通して不要な物を取り除く(ろ過)
③濃度を高める(濃縮)
3つの過程を得て砂糖溶液になる
④砂糖溶液に氷砂糖の小さな結晶を入れます。
そして大きく育てていきます。
※賞味期限はありません
製造の方法によって形状が2つに分かれます。
1.ゴツゴツしたロック形状
2.形が整っていて砂糖本来の結晶の形をした十六面体のクリスタル形状
※ちなみにロック形状の方がクリスタル形状よりも溶けやすいそうです。
1.ロックタイプ
ロックタイプは、昔ながらの製造方法で金属製の容器に、グラニュー糖を溶解・ろ過した糖液である仕込み液を入れて、結晶室に静かに置いて約2週間程かけてゆっくりと結晶を育て出来たものがロックタイプです。
出来上がったものは、3~5センチ程度の結晶になります。ロックタイプは水に溶けやすいため、漬け込んでおく期間が短い果実のシロップなどに向いています。
2.クリスタルタイプ
クリスタルタイプは、小さな粒子の氷砂糖を回転式ドラムに入れ、これをグラニュー糖を溶かした液に浸し、ドラムを回転させて結晶を大きく育てる方法で作られるのが、クリスタルタイプです。
ロックタイプと違って、機械で糖液と空気を交互に触れさせることで、3~4日間という短い期間で、結晶をつくり出ことができます。
結晶の形状がグラニュー糖の結晶がそのまま大きくなったような形からクリスタルタイプと呼ばれています。ロックタイプに比べると大量生産ができるというメリットがあるため、市場にはクリスタルタイプの方が多く流通しています。
★砂糖と氷砂糖の違いって?★
①純度
氷砂糖はいろいろな砂糖の中で一番純度(糖分の含有率)が高いそう。
②水に溶ける速さ
砂糖よりゆっくり溶けるため、溶けるのに時間がかかります。
③結晶の大きさ
②で溶けるのに時間がかかると書きましたが、それは氷砂糖の結晶が大きいからなんだそうです。
上記をまとめると
なぜ氷砂糖を使うのか?それは砂糖と氷砂糖の違いにありました。
氷砂糖を使うのが流行っているのってこういう理由からなんですね。
これからゆず茶を作る時に普通の砂糖を使うのもいいかもしれませんが、今後は氷砂糖を積極的に使用していきたいものです。
2.作り方の手順を紹介!
では、実際に用意する材料や手順(作り方)を紹介していきます!
材料(約10杯分)
・ゆず300g
・氷砂糖300g
①まずはじめに、ゆずを綺麗に水で洗います。
②次にゆずを横向きで半分に切り、種を取り除けるようにザルを置いたボウルの上で、果汁を絞ります。(果汁が多いと早く出来上がります)
③絞った後のゆずから残っている種を取り除いて、そのゆずを適度な大きさに刻みます。
④ゆずの皮も刻んで、果汁と先ほど刻んだゆずと合わせます。このときに、全て合わせた重さを量り、その重さと同じ量の氷砂糖を用意します。
⑤大きめの保存瓶に3分の1のゆずを入れ、その上に3分の1の量の氷砂糖を入れる。この作業を合計3回繰り返します。
⑥保存瓶を密封した状態のまま3日~1週間ほど放置します。
(1日1回そっと瓶を揺すります。)
⑦氷砂糖が溶け、濃度が出てくれば完成です。
冷蔵庫で保存すれば3か月以上持ちます。
※お好みで生姜を入れても良いでしょう。
また、アレンジとして牛乳(豆乳)と混ぜれば、まろやかな味わいになります!
3.まとめ
ゆず茶の氷砂糖を使って作る手順などをご紹介しましたが、いかがでしたか?
まだまだ寒い日々が続くと思いますので今回ご紹介したゆず茶を飲んで温まって
くださいね!
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