節分の恵方巻きを食べる方角の意味とは?どういったご利益が期待できるのか?

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どうも!かずです!

皆さんは恵方巻きを食べたことがありますか?

その年ごとの決まった方角「恵方」を向いたまま大きな海苔巻きを一気に食べきるという節分の文化のひとつ。

ですが、決まった方角を向くということはもちろん、他にも食べている最中は喋ってはいけなかったりで場合によっては海苔から口を離してもいけないなどかなり独特な文化とルールがあります。

これらのルールを知っている人は多くても、この文化がどこでどのように始まった行事なのか、どんないいことがあるのか、というについて詳細に知っているという人は意外と少ないのではないでしょうか?

今回はそんな身近だけども意外と知らない恵方巻の特徴である「恵方」とは何かということやどんなご利益があるといわれているのかを調べてみました。

1.節分の恵方巻きを食べる方角の意味とは?

恵方巻きを食べる際にはその年毎に変わる「恵方」と呼ばれる方角を向きながら食べることになっていますが、そもそもこの恵方とはなんなのでしょうか?

それは歳徳神(としとくじん)という福の神様がいるといわれる方角で毎年方向が変わるのはその福の神様のいる方向がその年の干支によって方角が変わるからということのようです。

しかし、この場合の干支というのは私たちに馴染みの深い子牛寅卯辰巳馬未申酉戌亥の十二支ではなく、カレンダーの旧暦で使われる甲乙丙丁戊己庚辛壬癸からなる十干と呼ばれる基準で決まっているためネズミ年だからこの方角…という風にはならないようです。

実はこの恵方10年で一回りするので西暦の下一桁を前述の十干に当てはめると今年の恵方が分かるらしく、例えば今年は2018年なので下一桁「8」で戊となり、次回の節分は2019年なのでその次の「己」となります

ちなみに次回「己」の方角は東北東のやや東側とのことです。

2.どういったご利益が期待できるのか?

恵方巻にはどんな利益があるのか…
と調べてみたのですが、実は明確にどんなご利益があるといった話はないようです。

というのもそもそも恵方巻という習慣自体が日本全国に広まったのも最近のことで、明確な起源が分からないらしく一説によると上方の商家で流行った文化で、強いて挙げるとすれば商家というだけあって家内安泰や商売繁盛といったことのようです。

さらに調べてみるとそもそも恵方巻という名前自体が地方での文化だった恵方巻きを某コンビニチェーン店が取り上げた際に命名された説が有力らしく地域によっては「丸かぶり寿司」「太巻き」と名前や具材も変わってしまうらしいです。

ちなみに、具材は地域によって変動はあるものの七福神にあやかっているらしく七種類の具材が入っていることが通例のようです。

また、もう一つ共通している一本を丸かじりするという食べ方は「運を丸ごと一気にいただく、おしゃべりをすると口から福が漏れ出てしまう」という意味合いがあるようです。

上記のように明確なご利益は決まっていないものの他にも昔は季節の変わり目には悪い運気がたまると信じられていたため、その悪い運気を払うために節分とともに行われていたという説もあるようのなので商売繁盛など祈願と厄払いが同時に行えるという、いいとこどりが出来る行事、という考え方もできます。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は恵方巻について調べて紹介させていただきましたが全国に広まって間もない行事だけあって意外と知らないはじめて知ることも多かったのではないでしょうか?興味が湧いた人は是非友人や家族と話の種にしながら恵方を向いて恵方巻きを食べてみてください。ただその際はくれぐれも食べている最中に話してしまわないように気をつけてください。

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