毎日の生活に欠かせない「食事」。
実家暮らしのときは毎日ご家族が用意してくれることが多く、食費もほとんど困らなかったと思います。しかし、一人暮らしとなると話は違います。
家にいるのは自分一人。つまり、食事を作るのも、食費を払うのも自分しかいないということです。
この春から一人暮らしが始まる方は必見!何かとお金のかかる一人暮らしで、自炊をしながら節約し、かつモチベーションを保つ方法と簡単レシピを紹介します!
1.自炊をするとどれ位節約が出来るのか?
ところで、自炊をすることでどのくらい節約が出来るのでしょうか?
毎日外食やスーパーのお惣菜を買ったときと、自炊したときの食費が同じでは意味がありませんよね。
実際に自炊でかかる食費と外食でかかる食費を、私の実体験を元に比べてみようと思います!
まず、私の一週間分の食材の例から。
鶏もも肉(200g)・・・160円 玉ねぎ(3個)・・・98円
豚バラ肉(180g)・・・195円 ほうれん草・・・160円
ウィンナー(250g)・・・320円 もやし・・・18円
鮭の切り身(2枚)・・・180円 えのきだけ・・・78円
卵・・・98円 ニラ・・・98円
プチトマト・・・150円 アボカド・・・98円
冷凍うどん(4食分)・・・278円 ジャガイモ(5個)・・・175円
豆腐・・・40円 牛乳(1000ml)・・・165円
バナナ・・・78円
大体の一週間分の調味料・・・200円
一週間分のお米(1㎏)・・・600円
一週間の合計金額は3091円になりました。
1ヶ月で約12000円に収まります。
続いて、外食の場合。
「月曜日~金曜日」
朝食 お総菜パンやパンケーキ・・・300円×5日間=1500円
昼食 オムライスや定食・・・800円×5日間=4000円
夕食 チェーン店のレストランや飲み会・・・1200円×5日間=6000円
平日の合計金額=11500円
「土曜日・日曜日」
朝食 ゆっくり寝ていたので無し
昼食 カフェなどのランチやファストフード店・・・1000円×2日間=2000円
夕食 居酒屋・・・1100円×2日間=2200円
休日の合計金額=4200円
外食の場合、一週間の合計金額は15700円。一か月で約6万円もかかってしまいます。
結論!外食よりも自炊したほうが断然お得です!!
何となくわかってはいましたが、実際に使った金額を出してみると一目瞭然ですよね。
2.一人暮らしで自炊のモチベーションを保つ方法は?
いくら自炊で食費が抑えられると分かっても、一人暮らしはやることが満載。
仕事や学校に通いながら、洗濯や掃除など他の家事もこなさなくてはなりません。
元々料理が趣味の人ならそこまで辛くないかも知れませんが、毎日のことなので多少は嫌になってしまうこともきっとあると思います。
そこで、一人暮らしで自炊を続けるためにはどうしたら良いのか?モチベーションの保ち方を4つ紹介していきます!
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①まずは形から!好みの食器や調理器具を揃えてみる
ただ何となく作って食べるだけでは段々と飽きてしまいます。
それを防止するためにおすすめなのが、自分好みの食器や調理器具を揃えることです!
お気に入りの調理器具で料理をして、その日の気分で選んだ食器で食べると気持ちも上がってくると思います。
②何か目標やご褒美を設定する!
せっかく食費を抑える努力をするのですから、抑えた分のお金の使い道も考えてみませんか?
もちろん設定は自由!
「〇〇円貯まったら海外旅行に行く」「週に三日連続で自炊が出来たらスイーツを買って食べる」など、何でも良いです。
目標やご褒美を決めることでやりがいも感じることが出来るでしょう。
③ときには「ゲーム感覚で食材を使い切る」
例えば、ばら売りで買うより安いからとお徳用で買った玉ねぎがあるとします。
その数は全部で6個。決して無駄にしないよう、どんな料理に変身させるか?ここは期限を決めその期限内に6個の玉ねぎを消費してみましょう。
期限内で全て使う事が出来れば達成感を味わったり、次回また玉ねぎを買った時に料理の参考にもなります。
個人的には皮をむいた玉ねぎを丸ごとコンソメと一緒に煮込んだオニオンスープが好きでよく作ります!
また「何が作れるか分からない」や「作りたい料理はあるけれど細かなレシピがわからない!」そんなときは、レシピ検索サイトを活用しましょう。
使いたい食材と使う調理器具の名前で検索するとすぐにたくさんのレシピを見る事が出来ます。
④週に一度は自炊を「お休みする」
いくら自炊を頑張っても、人間はロボットではないので休息が必要です。そこでおすすめしたいのが週に一度は自炊を「お休みする」ということ。
無理に続けてしまうと苦痛に感じてしまい長続きしなくなってしまいます。
また自炊していると起こりやすいのが「料理のワンパターン化」。
これを解消するために週に一度自炊をお休みして外食に行くこともおすすめです。
外食で新たな料理をひらめいたり、こんな味付けもあるのかと勉強になったりするので普段の料理のワンパターンも回避でき良いことばかりです。
ちなみに、どこに外食をしに行くのが良いか?私のおすすめはランチもやっている居酒屋です。
なぜかと言うと、居酒屋で出しているランチは比較的簡単なレシピのものが多く、大体の材料がスーパーで手に入るものが多いため真似がしやすいのです。そして何よりも万人受けする美味しさ!
またそんな居酒屋ランチのレシピは、レシピ検索サイトで「居酒屋風」や「おうち居酒屋」などのキーワードでレシピ検索するとすぐに見つけることが出来ます。
3.簡単レシピを紹介!
続いて、包丁を使わない、疲れている時でも簡単に作れるなど、一人暮らしの自炊にぴったりなレシピを紹介します!
①焼肉屋さん風・もやしのナムル
材料
・もやし・・・1袋
・鶏がらスープの素・・・小さじ2
・ごま油・・・大さじ1
・すりおろしにんにく(チューブのものでOK)・・・小さじ半分
・塩コショウ・・・適量
作り方
①もやし以外の調味料を混ぜ合わせます。
②鍋にたっぷりのお湯を沸かし、もやしを1分間茹でます。
③茹で上がったもやしの水気をざるで良く切り、①の調味料と良く混ぜ合わせれば出来上がりです。
②フライパンで作る!チキンのトマト煮
材料
・鶏もも肉・・・200g
・カットトマトの缶詰・・・半分
・オリーブオイル・・・大さじ1
・ニンニク(チューブでもOK)・・・小さじ1
・ケチャップ・・・大さじ3
・ウスターソース・・・大さじ1.5
・塩コショウ・・・適量
作り方
①オリーブオイルをフライパンで熱したらニンニクを入れ香りが出るまで炒めます。
②ニンニクを避けて鶏もも肉を皮面から焼き、カリッとしたら反対側も焼きます。
③鶏もも肉が両面焼けたら、カットトマトの缶詰と塩コショウ以外の調味料を全
てフライパンに入れ20分程煮込みます。
④最後に塩コショウで味を整えたら出来上がりです。
③こんにゃくのピリ辛味噌炒め
材料
・こんにゃく・・・200g
・ごま油・・・小さじ1
・お味噌(白味噌でも赤味噌でもお好みの味噌でOK)・・・大さじ1.5
・みりん・・・大さじ1
・砂糖・・・小さじ1
・七味唐辛子・・・適量
作り方
①こんにゃくは一口サイズに手でちぎり、沸騰したお湯をかけアクを抜きます。
②調味料を全て混ぜ合わせます。
③フライパンでごま油を熱し、香りがしてきたらこんにゃくを入れ水気がなくな
るまで3分程炒めます。
④炒めたこんにゃくに②を加え、再度水気がなくなるまで炒めたら出来上がりです。
4.まとめ
初めて一人暮らしの人も、久しぶりに一人暮らしの人も、「食事」は毎日のことなのでときには嫌になってしまうかも知れません。
しかし、何でも良いので出来る範囲の工夫をする事で達成感を味わったり、料理に目覚めたりと新しい自分の発見にも繋がると思います。
楽しい自炊ライフを応援しています!
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