ギター初心者の練習で何よりも大切なことといえば、楽しんで練習できるかどうかですよね。
もちろん基礎の練習は大切ですが、それだけでは途中で飽きてしまうかもしれません。
なので、練習を楽しむために一番期待できるのは、人気のある有名曲を練習することです。
有名な曲を自分の手で演奏することが出来れば、大きな自信になると思います。
今回は初心者でも弾きやすいコードで構成されている、オススメの人気のある有名曲と、弾き方のコツをご紹介します。
Contents
1.ギター初心者におすすめな曲とは?
多くの初心者を挫折へと追い込んでしまうのは最大の難関であるFコードです。 最初の段階でこのFコードに出会ってしまっては、上手くギターを弾くことが出来ずに苦戦してしまいます。
まずはFコードの出てこない曲から練習していくことがオススメです。
① さくら(独唱) / 森山 直太朗
この曲は、非常にシンプルな構成になっていますので、コードの進行も複雑ではなく覚えやすくオススメです。
初心者向けのCコード、Dコード、Gコードが多用されているので、わりとストレス無く練習できますよ。
弾けるコードのバリエーションを広げるにはコードが少ないのですが、基礎コードの指の位置感覚を掴んでコード移行を上達させる練習曲としては最適な曲です。
② Shake it off / テイラー・スウィフト
アップテンポでむずかしそうな曲のように思われますが、Cコード、Dコード、Gコード、Amコードの4つのコードで構成されているので、初心者でも簡単に弾ける曲になっています。
最初からテンポを上げずにゆったりしたスローペースで練習するのがいいでしょう。
③ チェリー/スピッツ
初心者向けの曲としては定番の曲ですが、初心者の最大の難関と言われているFコードが入ってしまっています。
ですが、その他の主要コードは初心者向けのコードの曲なので、Fコードの入った練習曲としては最適です。
CコードからGコードやAmコードからEmコードへの移行は指使いの形と位置の似ているコードなので移行しやすくなっていますよ。
④ ロード/虎舞竜
少しコード移行が細かい曲になってしまいますが、Cコード、Dコード、Gコード、Emコードという定番コードの繰り返しになるので、コードの指の位置の感覚や音を途切れさせないように移行するための練習曲になります。
⑤ スタンド・バイ・ミー / ベン・E.キング
Cコード、Dコード、Gコード、Emコードと初心者にも簡単な4つのコードのみの曲です。
テレビなどでもよく耳にする曲なので、年代を問わずに馴染みのある曲ということもあり、ギターデビューしたての初心者という方に一番オススメの曲になります。
2.弾き方のコツを紹介!
初心者によくありがちなのは、ピックをつまむようにして持ってしまうことですが、
ピックをつまむようにして弾くと、ピックがずれやすくなるのでオススメできません。
指の先端でつまむようにしてピックを持ってしまうと、ピックと指の触れる面積が少なくなるので、ピックが動きやすくなってしまい安定しません。
なので、ギター初心者はピックをつまむようには持たず、親指の腹の中心と人差し指で挟むようにしてピックを持つことをオススメします。
全ての弦がきれいに鳴るようにコードを押さえるためには、指の位置感覚を身につける練習が必要です。
上手く弦を押さえるためには、弦はフレットの近くで押さえることが大切です。
フレットの近くで押さえたほうが、強い力ではなく少しの力で済みます。
押さえる弦が多いコードほどフレットを意識することが大切になってきますのでしっかりと意識しましょう。
指を立てて弦を押さえることも必要です。
指の第一関節をしっかりと曲げて指を立てましょう。
ギター初心者の方はコードを押さえる指がすぐ疲れてしまい、第一関節がしっかりまがっていなくて、指が寝ている状態でコードを押さえてしまいます。
指を寝かせてしまうと、そのぶん別の弦にも触れてしまうので、ギターが上手く鳴ってくれません。
難しいコードを弾いている時ほどしっかりと意識してみましょう。
3.まとめ
楽しみながら練習を続けて指使いを意識し、難関のFコードも攻略しましょう。
Fコードは明るくきれいな和音を鳴らすコードなのでたくさんの曲に取り入れられています。
上手くFコードを鳴らせるようになっておくと、様々な曲へのチャレンジにもつながりますので何度も練習をして自分の中でのコツを掴んでいきましょう。
この記事へのコメントはありません。