ニンニクといえば、家庭菜園で人気の野菜ですよね。
ですが初心者の方が育てるには、植え付け時期を把握したりと、経験やコツが必要です。
しっかりとした知識をつけることで、ニンニクの栽培の失敗を防ぐことができます。なので、あらかじめ必要な知識は押さえておきましょう!
そこで今回は、ニンニクの植え付け時期と植え方のコツについてご紹介します。
Contents
1.ニンニク栽培の植え付け時期はいつがいい?
ニンニクの植え付け時期は9~10月が良いです。
気温によってうまくいくかどうか決まりますので、出来る限り温度差のない時期に植え付けましょう。
というのも、温度差の激しい時期に植え付けてしまうと、ウイルス系の病気になりやすく、失敗する恐れがあるからです。
目安としては、地温20℃前後の時期に植え付けると良いでしょう。
2.植え方のコツも紹介!
では、ニンニクの植え付けで成功するためのポイントと、植え方のコツをご紹介していきます。
●ニンニクの植え付け・植え方のポイントと注意点
・プランター
プランターの大きさは、幅65cm、深さ25cm以上のものを用意しましょう。
この際に覚えておいて欲しいのは、プランターで育てる場合、畑で育てるよりニンニクの丸みが少し小さくなる点です。大きくなって欲しい人は畑に植え付けましょう。
プランター栽培で大切なのは、水やりと追肥。
プランターだと畑で育てるよりも土が乾きやすいので、天候によっては毎日水やりをしなくてはいけません。
さらに、水やりでプランターの下から肥料が流れ出てしまうので、追肥もしっかり行って下さい。
・土
ニンニクの植え付けに使う土は、市販の培養土がおすすめです。
自分で土を作る際は【赤玉土7:腐葉土2.5:バーミキュライト1.5】と【用土10ℓ当たり10~20gの石灰と化成肥料を混ぜ合わせたもの】を使いましょう。
ニンニクは過湿に弱いので、出来る限り水はけのよい土を選びましょう。
●ニンニクの育て方の注意点
ニンニクを植え付けてから育てていく中で、失敗の原因となるのは、主に病気です。
ニンニクは非常に病気にかかりやすいと言われており、プランターや畑に問わず、植え付け場所に関係なく、最悪の場合は収穫出来ないこともあります。
病気を防ぐためにも農薬を使用しましょう。
・農薬を使用するタイミング
農薬を使用するタイミングは、2月下旬~3月がおすすめです。
寒い時期は病気にかかりにくいニンニクですが、3~4月は病気にかかりやすく、実際に症状が出始めるのは5月頃。
かかってからでは遅いので、未然に病気を防ぎましょう。
3.まとめ
ニンニクの植え付けは、気候や天候、病気などによって成功率が大きく変わります。
そのため、初心者が育てるには少々コツが必要です。
その代わり、収穫できたときの達成感は他の野菜よりも大きいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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