旅行の際の荷物で一番かさばるものは、季節にもよりますが大体が「衣類」だということをご存知でしょうか?
夏はたくさん汗をかくので薄い夏物でも何枚か多めに必要ですし、冬は寒さを考えてニットなどの厚手の衣類や上着も必要です。また長期の旅行ともなれば、衣類の洗濯が出来ないために余分に着替えを持って行かなくてはなりません。
そんな時に役立つのが衣類用の「圧縮袋」です。
最近は100円ショップでも購入でき、旅行の際かさばりがちな衣類をすっきりさせるのにとても便利な圧縮袋。
春に卒業旅行などの旅行の予定がある方は必見です!
今回はそんな衣類の圧縮袋のおすすめやメリット、活用方法を調査していきます!
Contents
1.旅行で圧縮袋を使うメリットは?
圧縮袋のメリットは何と言っても「体積を少なくしてくれる」事です。しかし他にも4つのメリットがあります。
① 温度差の対策が可能
旅行が飛行機での移動の場合、温度差でスーツケースの中の衣類が濡れてしまうことを防げます。
② 汚れてしまった衣類の持ち運び
旅行中着終わった衣類や下着など洗濯をしたいものを入れて臭いや汚れが他の荷物に移らないように防ぐことができます。
③ 防水機能
リゾート地で着た水着など濡れているものを乾かす時間がなくても、そのまま入れれば防水してくれるので、他の荷物が濡れてしまう心配がないです。
④ かさばりを解消出来る
こちらが最も使い勝手が良いことを感じることが出来るのではないでしょうか?
かさばる衣類の体積を少なくすることでお土産のスペースが確保できるなど、良いことばかりです。
しかしここで圧縮袋を使う上で注意したいことが1つ。
それは”圧縮のし過ぎ”です。
たしかに、圧縮袋を使うことで衣類の体積は少なくなり、荷物もすっきりします。
しかし衣類の素材によってはひどいシワが付いてしまったり、元に戻らないこともあるのです。特に綿や麻はシワが付きやすく、ダウンの上着などは中のダウンが折れてしまいふんわり感が減ってしまいます。
そのためなるべく元の衣類の3分の1の厚みに留めることが理想的。
また、圧縮袋は袋自体が厚みのあるものを選ぶ事も大切です。
ちなみに、圧縮袋は大きく2つの種類に分かれます。
1つは掃除機などを使って空気を抜く「バルブ式」。
2つ目は口を閉じた後、手動で巻きながら空気を抜く「スライダー式」で、旅行におすすめの圧縮袋は「スライダー式」です。
続けておすすめの圧縮袋を紹介していくので、合わせて参考にしてください!
2.おすすめの圧縮袋を調査!
それでは、おすすめの圧縮袋とそのメリット・デメリットを調査していきます!
①メイクファン・リムーブエアー
メイクファン株式会社のリムーブエアーという圧縮袋で、こちらは手動で空気を抜いていくスライダー式。そして魅力は大きく分けて3つあります。
1つ目は、材質が柔らかく、かつ破れにくい安心の日本製だということ。
また、素材から設計・製造・包装まですべて国内で行い、厳しい品質管理で作られています。
2つ目は、特許製法による逆止弁構造で抜けた空気がほとんど戻らないという点です。
最近の圧縮袋のほとんどは逆止弁といういわゆる空気が戻らない仕掛けがかけられていますが、リムーブエアーは本体下部のバルブフィルムに2本の糸を挟み込み、更に空気が戻りにくい構造になっています。
3つ目は、エンボス加工という裏面を押し上げると表面が浮かび上がる製法を用いることで、衣類をスムーズに出し入れできる点です。
またこのエンボス加工のお陰で、破れにくくかつ巻きやすく、しっかり空気を抜く事ができます。
価格はМサイズが5枚、Lサイズが5枚の計10枚で約1,780円。多少お値段が高くても、良いものを使いたい方にはぴったりです!
②ダイソー・トラベル用圧縮袋
私もいつもお世話になっているダイソー。
なんと圧縮袋の種類がダントツで豊富でした!ほとんどが2枚入りで100円と手に取りやすい価格で、シンプルな柄のものからキャラクターもののデザイン、サイズもS~Lサイズまでそろっていて選ぶのも楽しそうです。
今回紹介するのはトラベル用の圧縮袋。
なんといっても魅力はとてもお手頃価格です。こちらも手動で空気を抜いていくスライダー式で、逆止弁付き。旅行先でも空気を抜くための掃除機などは不要なのも嬉しいポイントです。
ただ、繰り返しの使用には向かないようです。一度使ったものは破けてしまうことが多いので、購入を検討中の方は使い切る気持ちでいるのが良いでしょう。
③セリア・トラベル用圧縮袋
続いては同じく100円ショップのセリアの圧縮袋。
こちらもダイソー同様サイズが豊富で、大人っぽいシンプルなデザインのものが多い印象です。お洒落な圧縮袋をお手頃価格で手に入れたい方にはぴったりだと思います!
紹介するのはトラベル用圧縮袋です。
S~LLサイズまでのサイズ展開で1枚入りで100円と確かにお手頃ではありますが、2枚入りのものはほとんどありませんでした。お安く、かつたくさん圧縮袋を購入したい方には向かないかもしれません。
また、こちらも破けやすい傾向があるため使い切る気持ちでいることをおすすめします。
④キャンドゥ・逆止弁付衣類圧縮袋
4つ目に紹介するのは100円ショップのキャンドゥです。こちらも手動で空気を抜くことができる逆止弁付きのスライダー式で、1枚入りで100円のお値段。サイズはS~Lサイズまでの展開のようです。
またダイソー・セリアと同様でこちらも破けやすい傾向があるため、使い切る気持ちでいる事をおすすめします。
「破ける度にお店に行くのが大変」や「安く購入したいけど、近くに100円ショップがない」そんな方にキャンドゥはおすすめ!
なぜなら、キャンドゥにはオンラインショップがあるのです。ちなみに、オンラインショップの利用には無料の会員登録が必要となっています。
⑤無印良品・衣類用圧縮袋
続いては、無印良品の衣類用圧縮袋です。
この圧縮袋の魅力は、旅行に丁度良いサイズであること、透明なため中身が確認しやすいこと、そして100円ショップのものより丈夫なことです。
セーターやフリースなど2~4枚ほど入る大きさで、2枚入ってお値段は690円と今回紹介する圧縮袋の中で1番お高め。
無印良品が近くにある方や無印良品が好きな方、100円ショップより丈夫なものを!と思っている方にはおすすめです。
ちなみに現時点でオンラインショップでは完売していたので、購入を検討している方は在庫のある店舗を調べる必要があります。無印良品のアプリやオンラインショップから確認できます。
3.まとめ
今回は旅行に役立つアイテムである、衣類用圧縮袋を紹介していきました。
せっかくの旅行ですから、荷物もすっきりまとめてスマートに行動したいものですよね!また、行きは圧縮袋が不要だとしても、帰りはなぜか荷物量が増えるものです。
圧縮袋を使って、楽しく有意義な旅行にしましょう!
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