中学数学では、記号と数字の羅列に、難解な文章問題…
勉強しようにも苦手意識が邪魔してやる気が出ない…こんな風に思っている方は多いかと思います。
そんなお悩みを抱えている方必見です!!
この記事では数学嫌いの迷える中学生の皆さんと一緒に
数学の苦手を克服する方法を考えていきます!
Contents
1.中学数学の苦手意識傾向
そもそも、数学が苦手な中学生は数学に対してどのような苦手意識を持っているのでしょうか?
この項では、数学の苦手意識の様々な傾向について見ていきましょう!
① そもそも数学を勉強する意味が分からないからやる気がでない!!
はい。このパターン、結構多いんじゃないでしょうか?
複雑な因数分解の公式や、まどろっこしい証明問題に、日常生活でこんなシュチュエーションないよ!!と言いたくなるような文章問題の数々。
「え…これって勉強して何になるの…」と思うようになり数学を嫌いになってしまう中学生は多いようです。
-
② 苦手な理由がわからないから克服できなくてやる気がなくなる!
私も中学時代これで数学のやる気をなくしていました。
苦手を克服したいのですがただ闇雲に勉強しても余計にこんがらがってしまって
頭がショートしてしまいますよね。
テストではしっかり勉強したにも関わらず結果が振るわない、あんなに勉強したのに結果が出ないならもう数学勉強するのやめた!!となってしまいがちですよね。
③ 数字と記号が暗号に見えて気がめいってくる!
数字の羅列に記号を見ていると暗号のように見えてきて目が回る!!
本当はそこまで難しくないような問題でもものすごく難しそうに見えてしまったり…
国語のようにイメージを映像で思い浮かべにくいため全体像を捉えづらいために
中々理解するまでに至らずイライラして勉強するのをやめてしまう中学生も多いようです。
数学が苦手!と言っても苦手意識も一括りには出来ないようです。
それでは、それぞれどうすれば数学の苦手意識がなくなるのでしょうか。
次の項ではそれぞれの苦手意識に対する対策を提案していきます!
2.原因と対策を調査!
それでは、早速タイプ別に見ていきましょう!
① 「数学を勉強する意味が分からないからやる気がでない」
まずこのタイプの人たちは、数学を勉強する意味をしっかり認識するところから始めましょう。
やはり人間は目的意識を持って行動しないと道に迷ってしまうものです。
いやでも、あんな複雑な計算なんて使わないし…
本当に数学なんて勉強する意味あるの?
…ってちょっと待ってください!!
数学を学習することにもちゃんと意味はあるんです!!
たくさんありますが、1つ挙げるとすれば
試行錯誤する力がつく!と言うことじゃないでしょうか!
場面場面によって臨機応変に公式をあてはめたり、複雑な文章問題に取り組むことによって試行錯誤する力がつきます。
この力は、ありとあらゆる場面で応用が効き、大人になって働くようになっても役立つ能力になってきます。
例えば、順序立てて道筋を考え計画したりすることも試行錯誤の力が大切ですし、
少し難解な問題に遭遇しても、数学の難解な問題を解いてきた経験から、諦める前にまず解法を探す努力ができるようになってくるはずです。
このように、数学を学ぶことは、単なる学校のカリキュラムだからと言うことだけに留まら図、大人になって社会に出ても役に立つ学問なのです。
このことを知るだけでも、少しは数学を勉強する意欲が湧くのではないでしょうか?
②「苦手な理由が分からないから克服できずやる気をなくしてしまう」
苦手なのはわかっているのだけど、数学は複雑でどこでつまずいたか分からなくなってしまっているパターンです。
このタイプは、基礎の基礎に戻って取り組んでみましょう。
数学は基礎を土台として、そこから発展した問題に取り組んでいくものです。
最初に基礎をしっかり理解していない段階で次に進んでしまうと応用が利かない。そして出来ないから勉強しない。
これを繰り返すことによってどんどん悪循環に陥ります。
そして問題もどんどん複雑になるので、もうどこでつまずいたか分からなくなってしまい、最終的にはやる気をなくしてしまうのです。
だから基礎から戻って学習しなおしてみるのです!
本当にものすごく簡単なところからで大丈夫!
例えば因数分解だったら、共通項があったらくくりだすと言う基本的なルールを再確認する。
そして公式をもう一度覚えなおしてみる。何か勘違いしているところはないかゆっくり見直してみるのです。
そして基礎問題を徹底的にとく。
そこで掛け算が苦手だとわかれば小学生ドリルに戻ってみるのもいいと思います。
私は数学でつまずいて悩んでいたときに、当時の数学の先生に百マス計算を勧められてやっていました。
最初はこんなの意味あるのか…と思っていたのですが、やってみると計算が明らかにスムーズに出来るようになりました!
ですので、数学が出来ない!苦手な場所が分からないからやめた!!となる前に
基礎の基礎まで戻って取り組んでみましょう!
そうすると、解決の道が拓けてくるのではないでしょうか?!
③「数字と記号が暗号に見えてきがめいってしまう」
もう数字や記号を見るだけでアレルギー反応を起こしてしまう…
わかります…
私も中学生の頃から数字と記号の羅列を見るだけで憂鬱な気分になっていました。
このような数字アレルギー型の人は、まず数字や記号と仲良くなることから始めましょう。
要するに「見慣れましょう」ということです。
見慣れましょうと言っても複雑な計算問題の羅列だけをみていたらさらに嫌いになってしまいますのでもっと単純な数字から慣れていきましょう。
例えば1日のタイムスケジュールを立ててみる。
その際に時間を逆算して計画立てることから、自然に数字と関わることになりますね。
また、自分の毎日の体重や体脂肪率などを記録してその差を計算してみたり、勉強としてではなく日常生活として数字を取り入れてみる。数字や記号に意味付けをして見てみる。
そうすることによって脳が数字や記号に慣れていき、苦手意識も薄れて行くはずです。
皆さんも一度試してみてくださいね!!
3.まとめ
さて、ここまで数学の苦手克服法について一緒に見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
焦らなくて大丈夫です。
自分のタイプに合った方法でゆっくり、スモールステップでいいのです。
数学は積み重ねて行くことが大事。無理に背伸びするのではなく、
確実に苦手を潰していきましょう!!
そうすれば気付いた時には、数学ができるようになっているはず!!
皆さんが苦手を克服できるよう応援しています!
この記事へのコメントはありません。