チューリップの球根はどの時期に植える?育て方のコツを紹介!

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どうしても毎年植えたくなる花といえば、チューリップですよね。

春の代名詞ともいえる花、チューリップ。
チューリップの花を見ると、寒い季節ともお別れ出来るので、わくわくしてきますよね。

幼稚園や小学校の頃に、チューリップのお世話をしたことがある方も多いかと思いますが、実際にチューリップの球根はいつ植えるのが正解なのでしょうか?
今回は、チューリップの球根はどの時期に植えれば良いのか育て方にコツはあるのか?といったことについて紹介していきたいと思います!

1.チューリップの球根はどの時期に植えれば良いか?

暖かくなってくると、チューリップの花の歌なんかも歌いたくなりますよね。
現在では、赤、白、黄色以外にも紫やピンクといった様々な種類の色のチューリップも咲くので、色的にも楽しませてくれますね!

チューリップは、寒さに耐えたあと、気温が上がることで「」を感じて咲かせる花ですよね。

早速ですが、チューリップの球根はどの時期に植えれば良いのかといったところを見ていきましょう!

チューリップの球根(花モノの球根)は、球根が育つのに伴い、内部に「花芽(はなめ)」という、成長・発達すれば花となる芽が形成されていきます。

その花芽が動くには条件があり、チューリップなどの早春に開花する秋植え球根は特に条件が厳しく、日本に古くから自生している植物と違って、原産地が日本と違う気候の場所から輸入された植物は、

日本でチューリップが開花するためには、一定の低温期間(冬)が絶対に必要で、「低温処理」をすることが、チューリップを確実に開花させるためには必要なステップとなります。

日本でチューリップを植えるのは秋でも、寒く感じるくらいになってからの方が理想的です。

寒さをいったん感じてから、成長していくチューリップは10月から12月が植え付けの適期です。

とは言っても、北海道から沖縄まで寒暖の違いの多い日本で、全国的に基準にしたい、もっとも球根の植えつけに適してるのは、「紅葉が見頃を迎える頃」がべストだと言われています。

チューリップは寒さに強いため、多少時期が遅れても問題はありませんが、あまり遅くなると花が咲きづらくなってしまうので注意が必要です。

また、逆に地温が高いといろいろな障害が出るので焦らず十分寒くなってから、遅くとも年内に植えつけを完了させたほうが良いですね。

秋植え球根は、1ヶ月以上寒さにあわせないと、まともに花が咲かない性質があるので注意が必要です。

≪補足≫

    ・球根を植える深さ(鉢植えと、地植えの違い)

    鉢植えなどプランターは深さ2センチ、土が球根の先端にかぶるくらいにしましょう。

    花壇など地植えはおよそ球根2個分の深さがベスト。

    プランター、鉢植えとも間隔は球根1個分は空けておくと良いです。

    ・土作り

    球根植物は球根自体に花を咲かせられる養分があるため、極端なことをいうと植え付けるときに入れる肥料(元肥)を入れなくても咲きますが、ちゃんと土作りをして植え付けすることは非常に大切です。

    ・植える場所

    チューリップは日当たりのいい場所を好みますが、直射日光は花がすぐに終わってしまうこともあるので直射日光が当たる場所は避け、日当たりの良い場所を選びましょう。

    寒さには強いので特に防寒対策などはしなくても問題ないです。

2.育て方のコツを紹介!

チューリップは、冬の間は変化がないような感じではありますが、見えない土の中では根をドンドン伸ばしています。

雪の降る地域で、冬季は雪に埋まりますが、雪の中では保温作用と適度な水分が与えられるのでそのまま埋もれている状態が理想とも言えるでしょう。

積雪前に芽が出ることもしばしありますが、これもそのまま冬を越しても問題はないです。

球根を植えつけたあと低温にあわない(『低温処理』)と、芽は出ても開花に至らないケースがあります。

寒いからといって鉢植えを室内に入れるのはチューリップが、暖かくなったことと勘違いを起こすので厳禁です。

チューリップは「プランターなどの鉢植え」、「花壇などの地植え]の両方で楽しむことができます。

しかし、鉢植えと、地植えでは、注意点に少し違いがあるので、それぞれに注意をしながら、春、自分で植えた球根が立派な花をつけるまでを楽しみましょう!

球根の植えつけの後には、鉢植え、地植えとも、たっぷりと水やりをしておきましょう。

    芽吹くまでの水やりの頻度

      ◆地植えのポイント

      庭や花壇など地植えで育てる場合には、球根を植えつけた後以降は、自然に降る雨や雪などに任せ基本的に水やりは不要です。

      しかし、まったく乾燥させた状態にしておくと土中の球根が成長できず花を咲かせられません。
      雨や雪が降らず、地面が乾くようであれば、乾ききらないように注意しながら水やりを行いましょう

      ◆鉢植えポイント

      水やりのタイミングは、時間帯でいえば朝~午前中のうちに済ませるようにしましょう。

      特にチューリップは、これから冬に向かう時期に植えつけをして管理するので、夕方以降に水やりをすると、夜間に急激に冷え込んだ場合など、鉢内の水分が凍ってしまうことがあるので注意が必要です。

    《チューリップに限らず鉢植えの植物への水やりは、「鉢土が乾いたら、鉢底穴から水が流れ出てくるまでたっぷりと水やり」というのが基本》

    鉢植えのチューリップに勢いよく水やりすぎると、水は鉢の内面を伝って、すぐに流れ落ちてしまい、肝心の根に水が行き渡っていないことがあるので、水やりをする際は、散水ホースであれば、水圧が柔らかいシャワーノズルに、ジョウロであればハス口、または水差し状にして、やさしく水をあげましょう。

    チューリップの鉢植えの下に皿を置いている場合は、水やり後に鉢底から流れ出た水はそのままにしておかず、必ず捨てるようにしておきましょう。

    いつも鉢受け皿に水が溜まっている状態では、球根が腐ってしまうことがあります。

    芽吹いたときの水やり

      ◆地植えポイント

      春になって、一斉に植物が芽吹いたとき、散水ホースを使うケースでは、水の勢いが強すぎると土が跳ね返って葉裏につき、そこから病気が発生することもあるので、注意が必要です。

      ◆鉢植えポイント

      春、芽が出始めると、水やりをし忘れてしまうこともあるでしょう。

      基本の水やりを継続していくことが大切です。

3.まとめ

原産地が日本と違う気候の場所から導入されたチューリップは、最初の「植えるタイミング」注意し、「低温処理」さえ出来ていれば、非常に育てやすい植物の一つです。

あまり過保護になり過ぎずにせず放っておくくらいがちょうど良いかもしれないですね。

チューリップは、地植え、鉢植え、水栽培でも楽しむこともできます。いずれも「低温処理」が大切になります。

球根を植える時に、土作りをして球根を植えた後は、土が乾ききっていないかを注意していれば、春には綺麗な花を咲かせてくれるはずです。

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