【日本人教授が偉業達成?】アフリカの砂漠にゴミをまいて緑地化に成功! 驚きの方法や原理とは?教授の思いにも密着!

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どうも!かずです!

今回は、日本人教授が達成した偉業についての記事を書いていきたいと思います!

京都大学大学院アジア・アフリカの地域研究の研究科の准教授である大山修一教授は、アフリカで、ゴミをばらまくことによって、草が生えてくる事を大発見したのです。

驚きの方法や原理について、説明していきたいと思います!

1.アフリカの砂漠にゴミをまいて緑地化に成功!驚きの方法や原理は?

アフリカの地域研究の研究科の仕事は、中南部アフリカと西アフリカにおいて、自然生態や、国家の政治や経済や農村の社会関係や民族性との関連から、人々の生活など、環境利用の特質を調べてくれています。

西アフリカにある最も貧しい国のニジェールで、ある時に、村人が、自宅から出た生ゴミとか家畜のふんを砂漠に放置したままにして置いたのです。

雨季になり、その後雨季が終わった頃、ゴミから植物が、茂り出したのです。

大山教授がこの事象を調べると、ゴミに住み着いたシロアリが砂漠を栄養豊かな土地に変えたので、ゴミに混ざった、植物の種子が、発芽した事が分かって来たのでした。

ゴミが雨水を含む事によって地中には、シロアリのコロニーが作られます。
コロニーのトンネルを通って、地中には雨水が浸透する様になる訳です。

強い風で起きる砂嵐で、地面の表面の砂が、飛ばされてしまうことで、砂漠化が進行していくので、ゴミを撒くことによって、砂を飛び跳ねさせないで、受け止める砂が、推積するという効果もあるということです。

重要なことは、都市ゴミの中に含まれている、都市の生活者が利用していた有用食物の種子です。

あるサイトでは、1年目の雨季には、作物のトウジンビエが、2年目の雨季には、マメ科の植物が、生育しましたが、雨季になるまでは、どの様な植物が芽を出すのかが、分からない所が、この緑化方法の面白い所ですね!

草木は、毎年すべて刈り取るのですが、樹木はそのままで残されるので、5年位で人々の食用とか家畜の飼料になる森林が出来上がります。

ニジェールでは、雨季になると、作物の食害によって、放牧人と農耕民とが、武力衝突を起こすのですが、サイトをフェンスで仕切って、その中で家畜を育てる事で、衝突が回避出来るということ、家畜の排せつ物によって、アカシア属や、タマリンド属の樹木の発芽が、促進されるという、メリットがあります。

しかし、ニジェールの住民の理解が得られないで、失敗する苦労も多くあるようです。

ニジェールの住民の理解を勝ち取っていくことが今後の課題となるようです。

2.教授の思いにも密着!

ここで、大山修一准教授の経歴や思いについてみていきたいと思います!

大山修一准教授の経歴は、

    1993年 慶応義塾大学環境情報学部3年生修了 退学
    1995年 京都大学大学院 人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻修士課程修了
    2007年 京都大学東京大学院 都市環境科学研究科 助手
    2008年 京都大学東京大学院 都市環境科学研究科 准教授
    2010年 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授 

大山准教授は、「新しいアフリカの成長」に関心をもち、進行している自然環境の問題、特にサヘル帯の砂漠化問題に、向かわれたのです。

その結果は、都市では経済活動が活発に行われ、農村から都市に流れていっているので、農村では、食料不足や、土地が荒れるといったような、ゴミ処理と衛生問題が起きていて、荒廃を引き起こしている事が、分かって来ました。

また、農耕民ハウサとか牧畜民フルベの人達が、土地の荒廃とか干ばつに諦めないで、耕作地内の荒れた土地にゴミを投入している事で、自ら環境を修復して来た事が明らかになったのでした。

この研究成果を、現地において、環境修復の方法を探る実践的研究に、発展させたのです。


                

3.まとめ

大山准教授のアフリカでの研究は、ザンビア北部に住む焼畑農耕民ベンバから、始まりました。
1980年代以降の、構造調整計画の中で大きく変化してきて、環境に影響を与えたことが、明らかになりました。
そのことが、この地域の森林生態に、色々な影響を与えて来たことを、土地利用の変化から、分かってきました。
今後の大山准教授の活動から目が話せませんね!

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