どうも!かずです!
現在、大学の外国語学部の人気が高まっているようです。
最近では、小学校でも英語教育が始まりましたよね。
世間でも、小さい頃から英語教育をすることで、グローバルな人材を世の中に輩出させようという流れが出来てきています。
そこで今回は、大学で専門的な外国語教育が優れているオススメ大学5つを紹介していきたいと思います。
Contents
1.外国語教育が優れているオススメ大学5選を紹介!
外国語の授業単位が優れているから語学教育が優れているとも言えないのがちょっと悲しいところなんです。例えば、某関西の私立大学では、ロシア語の授業を登録する学生がたくさんいます。
しかし、ロシア語を勉強したいから学生が集まるのではなく、理由は「単位がとりやすいから」というものです。
純粋にロシア語を学びたい!という風に思ってもらえることが、理想的かなとは思いますが、学生さんにとっては単位は落としたくはありませんので、どうしても楽に単位が取れるものに流れてしまうというのが現実ですね。
では、次に具体的に大学名を挙げ、それぞれの強み、弱みを紹介していきたいと思います!
①東京外国語大学
日本で唯一となってしまった、国立の外国語大学として、現在でも高い評価を得ています。府中に完全移転し、授業等も府中で行っています。なお、今は、本郷サテライトにも拠点を置きます。
強みや弱み
平成8年に姉妹校の「大阪外国語大学」が大阪大学に合併吸収されてから、日本で唯一の外国語大学となりました。この大学で受講できる語学は27言語となっています。
なお、2019年から改正し、新規東京外国語大学のポリシーが掲示されています。しかし、一方では、東京外国語大学も大阪外国語大学同様、どこかの大学に合併吸収される噂もあります。
強みとしては、大手会社社長からのこの大学の評価は「一人の時、実力を発揮」する面で優れているとされています。また、弱みとしては、「地味、目立たない」という評価があります。
卒業後の就職先
卒業後は、就職はさまざまで、大学院に進学する学生が比較的多いのも特徴です。
昔から、東京外大は外務省や国際機関に就職している学生が比較的他大学より多いです。
しかし、専攻語と全く関係のないところへ就職する学生も多いです。
現代の就職難から「働けるならどこでも・・・」という学生さんも少なくないというのが現実です。
総評
つい、10年前までは、世間に高偏差値をアピールできるだけのネームバリューがありましたが、現在では、「東京外国語大学って?」と思う人が良いのです。政府が外国語習得を推奨しても、実際、「外国語教育の質」は下がり、30年前と今の日本の外国語の位置的なものは変わっていません。
しかし、この大学はそれでは卒業できません。下記に書く「大阪大学、神戸市外国語大学」にも言えますが、2言語を徹底的にマスターしなければ、卒業要件を満たせません。
また、受験問題はかなり難しく、教科書一辺倒では合格圏に入るには難しいです。
隠れた高偏差値大学であるだけに、今後も輩出する卒業生の活躍を期待したいですね。
②大阪大学 外国語学部
平成8年に、東京外国語大学の西の姉妹校として「国立 大阪外国語大学」がありました。しかしその後、大阪大学に合併吸収され、雰囲気も全く変わってしまいました、当時は、東京外国語大学より多く言語を学べる大学でした。
強みや弱み
昔に比べ、偏差値は若干高くなりました。また、マイナー言語なら合格圏に達するに英語やメジャー言語に比べ、入りやすいと言われていましたが、逆です。理由はメジャー言語は他大学の外国語学部でも開講しているからです。
強みとしては、東京外大、神戸市外大と並び、徹底した語学教育です。
弱みとして、やはり、総合大学になってしまったがために、学生さんの雰囲気、「私はこの大学でこの言語を勉強する」という学生さんがやはり少なくなりました。「阪大に入れるなら、どの学部でも良い」という高学歴志向が見えます。
卒業後の進路
やはり、大学院進学が比較的多いです。こちらも、東京外大同等、外務省、商社等が多いのですが、大阪大学になってから、そのネームバリューから、そして悲しい事に学生さんの「外国語への思い」も極端に低くなり、「とにかく大企業に就職したい」という雰囲気になっています。
総評
阪大外国語学部は昔の大阪外国語大学の面影はありません。授業も「ゆるく」なってしまい、質としては東京外国語大学の教育法の方が上になっています。また、やたらと英語を要求する側面があり、単科大学当時の校風は皆無ともいえるでしょう。
③神戸市外国語大学
強みや弱み
この大学も外国語教育に力を入れている大学で有名で、その能力は今や、大阪大学大国語学部以上とも言えます。しかし、弱みとして、専攻語科目は少ないです。
卒業後の進路
これは、外国語系の特徴でもあるのですが、やはり、商社、外務省が多いです。更に、大学院に行く学生も多いです。
総評
学園都市にある、市立大学としては唯一の神戸市外国語大学。昔から国際的脚光を浴びてきただけに、探せば、あらゆる国際的な色が見えます。
④上智大学
強味や弱み
上智の外国語教育の徹底さは知っている人は知っています。ですから運用能力も私立の総合大学ですが、人気はあります。また、社会の認識度もあり、良好な卒業生が、国際的側面で活躍している証拠です。弱みと言うものはないのですが、あえて言うなら、さぼろうと思えばさぼれるというところでしょうか。
卒業後の進路
外国語大学・外国語学部の特徴ですが、大学院進学数が多いのが特徴です。その後、国立大学の外国語学部の専攻語主任になっている国立大学も多いです。
総評
外国語学の殿堂の一つとして確証を持ってお勧めします。しかし、専攻語をきちんと調べ、自分がその専攻語をどこまで到達したいか、学生さん自身の努力が必要となります。
⑤国際基督教大学(こくさいきりすときょうだいがく)
強みや弱み
この大学も高偏差値ながら、一般社会での認知度は非常に低く、逆に、大学のことを知らない人に大学名を言ったら、Fランク大学扱いされたりする大学です。しかし、高い教育力を活かし、卒業生は各所でその実績が認められています。大手企業などなら、ここをFランク付けすることはないでしょう。
卒業後の進路
卒業すると、他大学の専門外国語大学院に行く学生が多いです。上智大学同様、大企業での評価は非常に高いです。故に学部で頑張って実績を出せば、専門知識を用いた仕事につけるチャンスもあるでしょう。しかし、この大学も、国立の大学院への進学を望む学生が多いです。
総評
上智同様、評価は高いものの、問題は学費。非常に高く、能力があっても学費が故に諦め流学生も少なくありません。
3.まとめ
外国語教育への声掛けと矛盾する日本社会。しかし、世間は国際性を認めず、英語等が「外国語」と認識している人も多いのが日本です。
しかし、人目を気にせず、やりたい言語がある大学に行きましょう。そして、卒業したら、その言語を忘れるのではなく、常に、一緒にいましょう。マイナー言語という言葉は嫌いですが、世間が言うマイナー言語でも、必ず役に立つときが来るのです。そしてそれは、仕事面でなく、生活面で役に立つことがあるものです。
大学生活4年間、楽しんで過ごして下さいね。
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