寝違えてしまう原因とは?首や背中などそれぞれの対処法を調査!

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どうも!かずです!

朝起きて、嫌な予感…と思ったら、やっぱり寝違えてた!ということ、ありますよね。

首が曲がらなかったり、頭まで痛くなって、一日中つらいままなこともある寝違え。今回は、なぜ寝違えは起こるのか、どうすれば早く治るのかについて調査しました!

1.寝違えてしまう原因とは?

寝違えは、実はなんと、患部には原因がなく、脇の神経に原因がある場合が多いのだそうです。
(もちろん、神経の問題ではなく、寝違えた部位の不自然な姿勢により負担がかかり、筋肉や靭帯を傷めてしまう場合もあります。)

脇の内側には「腋窩(えきか)神経」が通っています。横向きに寝ている時などは、体の重みや、下にある腕などで、神経が圧迫されてしまう状況が起こります。

この神経は、首を支える神経と繋がっているので、圧迫された不自然な状態が続いて、血行が悪くなると、寝違えが起こるというわけです。寝違えにより、捻挫のような痛さの状態が起こってしまいます。

普段は、腋窩神経が圧迫されたら、人は無意識に寝返りを打ったり、寝る姿勢を変えたりして、神経の圧迫を防ぐことができます。

しかし、その無意識の動きができないほど疲れていたり、睡眠不足であったり、お酒を多く飲んだりした場合、腋窩神経が圧迫され続け、つらい寝違えが起こってしまいます。

ですから、寝違えを予防する何よりの方法は、体調を整えて、疲れをためすぎないことなのです。
そして、普段から姿勢を良くし、筋肉が凝り固まらないようにしておくことも、寝違えの予防につながります。

それでは、もしも寝違えてしまった場合、どのようにすれば、早く良くなるでしょうか。

2.首や背中などそれぞれの対処法を調査!

寝違えてしまったときの対処法を部位ごとにご紹介する前に、まずは寝違えの対処法の基礎知識を整理しておきましょう。

    ①痛い部位のストレッチやマッサージは効果なし!

    前述のとおり、寝違えは腋窩神経の圧迫から起こる場合が多く、そうでない場合にも筋肉や靭帯の炎症が起こっている状態なので、揉んだりストレッチして伸ばしても、残念ながら効果がなく、場合によっては炎症をさらにひどくさせて逆効果になる場合もあります。

    ②温めるとかえって腫れを助長してしまう!腫れていたら冷やそう

    寝違えた部分が痛みがある時は、炎症を起こしている証拠。温めると、その炎症にさらに熱を加えることになり、場合によっては悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

    冷やしたり、湿布を貼るのは、炎症を鎮める助けになるため、効果的です。冷えすぎるとよくないので、痛くなってから1〜3日を目安に行いましょう。

    ③脇を中心に筋肉をほぐすことが何より効果的!(どの部位にも共通)

    腋窩神経を通常の状態に戻すことが、寝違えを治す何よりの近道です。そこで、脇の血行を改善するストレッチがおすすめです。

    こちらの動画を参考にして、ストレッチしてみてください。

    「ゴッドハンド輝の寝違えの直し方」

    「【かたこり先生】ゴッドハンド輝の寝違えの直し方(対処追加バージョン)」

    ④寝違えに効果があるツボ「落枕」(どの部位にも共通)

    寝違えによる痛みを和らげるツボをご紹介します。

    手を広げて、手の甲を上に向けてください。
    人差し指と中指の付け根の間、親指一本分くらい内側に落沈のツボがあります。
    人差し指と中指の骨が交差するあたりのくぼみを目安にしてください。

    このツボを、ゆっくり押して、ゆっくり離して、をしばらく繰り返すと効果的です。

    上記のストレッチとツボ押しは、どの部位にも共通する治し方なので、ぜひトライしてみてくださいね。

ここからは、プラスアルファの対策として、各部位の寝違えの治し方を見ていきましょう。

    ①首元をしっかり冷やす!

    前述のとおり、首を寝違えている時は、首が炎症を起こしている状態です。熱中症対策として首に巻く保冷グッズなどを使うと、痛いところをしっかり冷やせて良いでしょう。

    保冷剤のアイスパックを当てて冷やす場合は、長く冷やしすぎないように、10分冷やしたら10分外す、をめどに数セット繰り返すのがおすすめです。

    ②出来るだけ横になって安静にする

    起きている姿勢では、頭の重さが首に負担をかけてしまいます。

    可能な限り横になることで、首への負担が軽減され、筋肉の緊張がほぐれることで、寝違えの改善にもつながります。

    肩・腕

    ①湿布でしっかりと冷やす

    寝違えでは肩や腕(特に付け根)が痛くなることもありますね。

    体の構造上、ズリ落ちずにしっかりと冷やし続けられる湿布がおすすめです。匂いが気になるようなら、熱冷まし用のジェルシートなどを活用するのも良いでしょう。

    ②肩を少しずつ回して肩甲骨まわりをほぐす

    無理のない程度に、肩甲骨を動かすイメージで肩を回しましょう

    筋肉の硬直をほぐすことで、痛みの改善が期待できます。

    くれぐれも、無理はしないでくださいね!

    背中

    ①湿布を貼って横になる

    首・肩・腕と同じく、患部を冷却しましょう。湿布を貼るのがおすすめです。

    背中も、起き上がることで負担が大きくなるので、出来るだけ横になって安静にすることを心がけましょう。

    ②鎮痛剤も、上手に使おう

    背中の痛みは特に、気持ちが悪くなって吐き気が出たりすることもありますね。
    鎮痛剤を飲むことも、楽にやり過ごすには有効です。

    鎮痛剤による胃腸のダメージを予防するために、胃腸薬を飲むのも良いでしょう。

3.まとめ

今回は、寝違えの原因と対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

対処法を試して、一週間たっても改善しなかったり、ひどくなったりしている場合、椎間板ヘルニアや感染症、くも膜下出血など、他の病気である場合もあるので、すぐに受診しましょう。

普段から体調を整えて寝違えを予防し、もし寝違えてしまっても、正しい対処法で緩和させ、乗り切っていきましょう!

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